生命保険って、なぜ更新で値上がりするの?

生命保険生命保険

はじめまして、ファイナンシャルプランナーのケイです。

保険や証券などの経験をもとに少しでも人生や家計が楽になる有益な情報を提供できればと思います。

今回は、生命保険にご加入中の相談者様からのご相談にお応えしていきたいと思います。

生命保険って、みんな高くなるの?

相談者様
相談者様

生命保険の更新が近いんだけど、保険料が随分値上がりするみたいで、、、困ってるんですけど。

これからも、値上がりし続けるのかしら?

私

それはお困りですね。

でも皆さんが値上がりする保険に加入されているわけではありませんよ。

相談者様
相談者様

えっ!!

そうなんですか?

生命保険には、「定期的に値上がりする更新型」と

「一生涯値上がりしない終身型」があります。

それぞれの違いを簡単にご説明させていただきますね。

生命保険の種類って、ご存じですか?

定期保険

生命保険 その1 定期保険

定期保険とは、10年など期間を限定し、その期間の死亡保障に備えるための保険で一般的に割安な保険料で、支払った保険料が戻ってこない掛け捨て型の保険です。

加入時期や更新時の年齢によって保険料が決まるため、若い時期には安い保険料ですが、更新のタイミングで年齢が上がっているため保険料の値上がりがあります。

終身保険

生命保険 その2 終身保険

終身保険とは、死亡保障を一生涯にわたり備えられ、加入年齢によって保険料が決まるため保険料の値上がりはなく、保障と保険料が変わらず一生涯続きます。

 また、保険料が掛け捨てでなく貯まっていくので「貯蓄性のある保険」とも言われています。

相談者様
相談者様

じゃあ、保障も保険料も変わらなく貯蓄にもなる終身保険がお得な感じがするわね。

私

確かに、終身保険は保障も保険料も変わりませんし、掛け捨てにはなりませんが、保険料に対する保障の大きさは定期保険の方が数倍あることが多いです。

どちらかで備える場合もあれば、それぞれを組み合わせて備えることもあります。

一番は、保障の目的が大切なんです。

相談者様
相談者様

保障の目的って??

保障の目的によって、保険での備えも変わる

私

死亡保障ですので、例えば誰かご家族に遺さねばならない場合、ご遺族の方の生活費やお子様がいらっしゃれば教育費など大きい保証が必要な時は定期保険の方が保険料を抑えながら大きな保証が得られます。

一方、終身保険はご自身の葬儀費用だけでよい場合や貯蓄性を活用し老後資金に終身保険を活用したり、掛け捨てに抵抗のある方に好まれる傾向がありますね。

相談者様
相談者様

ウチは、子供が独立したから教育費とかは要らないかな。

私

そうなんですね。

では、今は定期保険型ですので、終身保険型で備えるとしたらどういった形になるのかを一緒に見てみましょうか。

終身保険

保障が一生涯続き、保険料も加入時点で決まるので、途中で値上がることはない。

貯金とは違い、加入直後でも「死亡保険金」は一律で保障されている。

支払った保険料がオレンジ色の部分でこの部分は積み立てられているので、保険を解約したとき際には、この積立額が払い戻される。

私

終身保険は、万一の際の保障を一生涯にわたり備えられます。保証期間が長い分「死亡保険金額」は定期保険に比べ小さくなることが多いですが、保障目的が”葬儀費用”や死亡整理資金”の準備に適してますね。

また、相続対策としても活用できます。

相談者様
相談者様

そんな目的が私にはあっている気がするわ。

私

では、実際どういった保険商品があるかを複数の保険会社で比較検討してみることをお勧めします。

 その上で、ご自身に合う商品をお選びいただけますよ。

相談者様
相談者様

まあ!そうなの。

お願いするわ。

まとめ

ご自身に必要な保障の目的を明確にし、それに合った備えをすることが大切です。

そのためには、ご自身で調べてネット保険や各保険会社へ資料請求を行い新規加入や見直しという方法があります。

が、保険会社だけで40社以上あり、保険商品となると数百以上あるとみられます、、。そんな膨大な中から選ぶのも大変。

そこで、保険のプロによる「かんたんアンケート」に答えるだけでもご自身にぴったりな保険商品に近づけます。

   

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